こんにちは!学長の麻由です。
今回は、
「コンセプトの作り方」
についてお伝えします。
1.コンセプトとは?
「お店の基準となる指標」
これがコンセプトです。
お店を作るにあたり、たくさん決めなければいけないことがあります。
商品、サービス、価格、内装、など。
例えば、「かわいいお店にしたい!」と思ったら、
内装は黒い貴重じゃなくて、パステルカラーや白です。
「高級感のあるお店にしたい」と思ったら、
制服はTシャツではなく、白や黒のシャツですよね。
という感じで、お店を設計していくにあたり、
基準となる指標がコンセプトです。
2.コンセプトの作り方
早速、コンセプトの作り方の解説です!
3ステップで作ることができます。
①気になるキーワードを30個以上書きだす
どんなお店にしたいか?
頭の中に思い浮かんだワードを、箇条書きで書きましょう。
最低30個を目指しましょう!
②10個に絞って、さらに具体的な表現に変える
書き出した項目から、もっとも気になる10個を抜き出して、
それをさらに具体的な表現に変えていきます。
例えば、かわいいカフェ
→なにが?
パステルピンクのかわいいカフェ
小物などがおいてあり、女性がかわいいと感じるカフェ
女子高生が好みそうなかわいいカフェ
など、一言に「かわいい」と言っても、抽象度が高すぎて、
人によって印象がわからないですよね。
なので、それをお客さんも自分も「こういうかわいさ」
と明確にわかるように、具体的な言葉に変えましょう。
30個の中の言葉を組み合わせるのもOKです!
③3つに絞ってビジュアライズ
ビジュアライズとは、
文字ではなく、写真やイラストなどで視覚化することです。
2で具体的にした中で、さらに3つを選びます。
その3つのイメージとなる素材を集めましょう。
具体的にすることで、
自分のやりたいお店像が現実的に浮かび上がってきます。
3.コンセプトは一つじゃなくていい
コンセプトは1つじゃなくても、
関連性があれば何個かあっても良いです。
私のお店、ひだまりもコンセプトは3つあります。
参考までに下記のとおりです。
1.遊び心
囲碁=ゲーム=遊び
ならば遊び心のあるお店にしよう!と考え、
ライトを白黒のランプシェードにする、
白黒タイルのカウンターにする、
商品に囲碁ラテアートを作る
など、他のお店にはない遊びを持たせました
2.元気になれる場所
「ひだまりに来たら元気になれる!」
そんな場所にしたいと思い、
窓が大きく、開放感のある場所を選びました。
他にも接客は明るく元気をテーマにしています。
3. 誰かを連れていきたくなる場所
囲碁をやったことがなかったからこそ決まったこのメインコンセプト。
囲碁のお店はあくまでも「囲碁を打つ人」にむけて作られた場所ばかりで、
やったことがない人が気軽に立ち寄れる場所は
当時一軒もありませんでした。
囲碁は楽しいゲームなので、
きっと囲碁プレイヤーの人は、やらない人に紹介したいはず!
そんな想いから決まったのが
「誰かをつれていきたくなる場所」でした。
自分がやりたいことを俯瞰してみたときに、
色んな視点を持てると、コンセプトにいれることができます。
俯瞰する見方もまた何かの機会に書こうと思います。
まとめ
コンセプトは最も大事な指標となる部分なので、
慎重に考えましょう。
いま、別の仕事についていたとしても、
できることがコンセプト設計です。
数を出す作業がつらいなーと思うのではなく、
こんなお店で自分が働けたらワクワクする♪
そんなイメージをしながら、ワークしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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